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外壁塗装のパターンとは?種類と選び方のポイント
2025.06.26
コラム

家の顔とも言える外壁。
その印象を大きく左右するのが、塗装のパターンです。
単に色を選ぶだけでなく、様々なパターンから最適なものを選ぶことで、家の魅力を最大限に引き出すことができます。
しかし、リシンやジョリパット、多彩模様吹付など、多くのパターンがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
塗装方法によっても仕上がりが変わるため、さらに頭を悩ませてしまうかもしれません。
そこで今回は、外壁塗装のパターン選びをサポートします。
外壁塗装のパターン
リシン模様の特徴と選び方
リシン模様は、砂利や砂などの骨材を混ぜた塗料を吹き付けることで生まれる、ざらざらとした質感が特徴です。
落ち着いた雰囲気で、和風から洋風まで幅広い住宅スタイルに合うため、人気があります。
コストパフォーマンスにも優れていますが、ひび割れしやすいという弱点もあります。
近年では、ひび割れしにくい弾力リシンも登場しています。
既存の外壁がひび割れしている場合は、弾力リシンを選ぶのがおすすめです。
また、リシン模様は、職人が表面を削る「掻き落とし」という技法を加えることで、より個性的な仕上がりを実現することもできます。
ジョリパット模様の特徴と選び方
ジョリパットは、左官職人がコテを使って手作業で仕上げる、デザイン性の高い意匠性塗材です。
色のバリエーションが豊富で、様々なパターンを表現できます。
独特の立体感と高級感があり、オリジナリティあふれる外壁にしたい方におすすめです。
耐久性にも優れ、15~20年の耐用年数を持つものもあります。
ただし、手作業のためコストが高く、凹凸が多いため汚れが付きやすいというデメリットも考慮が必要です。
多彩模様吹付の特徴と選び方
多彩模様吹付は、2色以上の塗料やチップを混ぜて吹き付けることで、深みのある質感と奥行きのあるデザインを実現する塗装方法です。
単色塗装では表現できない複雑な模様を作り出せるため、デザイン性を重視する方におすすめです。
高耐候性・防汚性に優れているのも魅力です。
ただし、材料と手間がかかるため、コストが高くなる傾向があります。
その他塗装パターンの紹介
吹き付けタイル仕上げは、タイル状の模様を吹き付けることで、独特のテクスチャと光沢のある仕上がりになります。
スタッコ仕上げは、リシンよりも厚く塗ることで、より立体感のある重厚な仕上がりを実現します。
ローラー塗装では、ローラーの種類によって様々なパターンを作ることができます。
ウールローラーは均一な仕上がり、マスチックローラーは厚塗りや独特の凹凸のある仕上がりが可能です。

塗装方法によるパターン比較
ローラー塗装の特徴
ローラー塗装は、刷毛よりも効率よく塗装できるため、コストを抑えられます。
また、均一な仕上がりを得やすいのもメリットです。
ただし、複雑な模様を作るのは難しいです。
コテ塗り塗装の特徴
コテ塗り塗装は、職人の技術によって、様々な模様を自由に表現できます。
デザインのバリエーションが豊富で、オリジナリティあふれる外壁に仕上げたい方におすすめです。
しかし、熟練の職人技が必要なため、コストが高くなる傾向があります。
塗装方法の選択基準
塗装方法の選択は、予算、デザイン性、耐久性、そして既存の外壁の状態などを考慮して行う必要があります。
例えば、既存の外壁にひび割れが多い場合は、弾力性のある塗料と、ひび割れをカバーできる塗装方法を選ぶことが重要です。
また、デザイン性を重視するなら、ジョリパットや多彩模様吹付など、職人技が光る塗装方法がおすすめです。
まとめ
外壁塗装のパターンは、リシン、ジョリパット、多彩模様吹付など、様々な種類があります。
それぞれに特徴があり、コスト、デザイン性、耐久性などが異なります。
塗装方法もローラー、コテ塗りなどがあり、仕上がりに影響します。
最適なパターンを選ぶためには、予算、デザインの好み、既存の外壁の状態などを考慮して、塗装会社と相談することが大切です。
当社では、業界最高レベルの工事品質基準に則った塗装工事を行います。
大東市周辺で外壁塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。