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屋根工事と板金工事の違いを徹底解説!選び方のポイントも紹介
2025.07.15
コラム

皆様、こんにちは。
家を建てたり、リフォームを検討する際、必ずと言っていいほど耳にする「屋根工事」と「板金工事」。
この2つの工事の違い、実はよく分かっていませんか。専門用語も多く、情報収集に苦労している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、専門用語をなるべく避け、図解を交えて分かりやすく解説することで、皆様が安心して最適な選択ができるようお手伝いします。
費用対効果を重視し、慎重に判断したいと考えている方にとって、まさに必読の内容です。

屋根工事と板金工事、その違いとは?
屋根工事と板金工事は、密接な関係にありながらも、明確な違いがあります。
簡単に言うと、屋根工事は屋根全体を対象とした工事の総称で、板金工事はその屋根工事の一部を担う、金属板を扱う専門工事です。
もう少し詳しく見ていきましょう。
1: 屋根工事:屋根全体の工事
屋根工事は、屋根の葺き替え、修理、改修など、屋根に関するあらゆる工事の総称です。
瓦屋根、金属屋根、など屋根材の種類に関わらず、屋根全体の施工を指します。
例えば、既存の瓦を剥がして新しい瓦に葺き替える工事や、雨漏りを修理する工事なども、屋根工事の範囲に含まれます。
雨樋の交換も、屋根全体の状況を考慮した上で実施されることが多いので、屋根工事の一環と言えるでしょう。
2: 板金工事:金属板を扱う専門工事
一方、板金工事は、金属製の薄い板(主に鋼板やアルミ板)を加工・取り付け、屋根や外壁の防水、補強、装飾を行う専門工事です。
屋根工事の一部として行われることも多く、例えば、金属製の屋根材を取り付ける工事、雨樋や水切りなどの金属製の部材を取り付ける工事などが該当します。
さらに、外壁の金属サイディングの施工なども板金工事が担当するケースが多いです。
つまり、板金工事は、屋根工事という大きな枠組みの中の、金属板を扱う専門分野なのです。
3: 両者の関係性:屋根工事の一部として存在
重要なのは、板金工事は屋根工事の一部として含まれることが多い点です。
例えば、金属製の屋根材を使用する屋根工事では、必ず板金工事が行われます。
しかし、瓦屋根の葺き替え工事など、金属板を使用しない工事の場合には、板金工事は不要となります。
つまり、屋根工事は包括的な概念で、板金工事はその中の特殊な作業と考えて良いでしょう。
屋根工事と板金工事、賢い選び方と費用相場
それでは、それぞれの工事の特徴を踏まえ、どのような状況でどちらの工事を依頼すべきか、賢い選び方を解説しましょう。
そして、費用の相場についても触れていきます。
1: 工事内容の判断基準
まず、屋根材の種類を確認しましょう。
金属製の屋根材を使用する場合は、屋根工事と合わせて板金工事を依頼する必要があります。
瓦屋根など、金属板を使用しない場合は、屋根工事のみで済むでしょう。
雨漏りなどの修理の場合も、状況に応じて、屋根工事、板金工事、もしくは両方の工事を検討する必要があるでしょう。
2: 費用の相場
屋根工事の費用は、屋根の面積、使用する屋根材、工事内容によって大きく変動します。
一般的に、瓦屋根の葺き替えは、100万円〜数百万単位の費用がかかります。
金属屋根の場合は、瓦屋根よりも費用が安価になることが多いです。
板金工事単体の費用は、工事範囲によって異なりますが、数万円〜数十万円程度が相場です。
正確な費用は、複数の業者に見積もりを依頼して比較することが重要です。
3: 業者選びと注意点
信頼できる業者を選ぶことは、工事の成功に不可欠です。
複数の業者から見積もりを取り、工事内容、費用、保証内容などを比較検討しましょう。
また、業者の経験や実績、対応の良さなども重要な判断材料です。
契約前に、工事内容をしっかりと確認し、不明な点は質問するようにしましょう。
まとめ
この記事では、屋根工事と板金工事の違い、そして賢い選び方について解説しました。
屋根工事は屋根全体の工事、板金工事は金属板を扱う専門工事であり、多くの場合、屋根工事の一部として含まれます。
工事を選ぶ際には、屋根材の種類や工事内容をしっかりと確認し、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討することが大切です。
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