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塗り替え助成金の活用法:地域別助成金の完全ガイド
2025.07.16
コラム

住宅の維持管理とエコ対策に積極的な方へ朗報です。
外壁塗装の助成金や補助金を上手に活用することで、コスト効率と環境負荷の両方を考慮したリフォームが可能になります。
本記事では、自治体ごとに用意されている外壁塗装の助成金・補助金制度について詳しく解説します。
地域に基づいた支援策を把握し、適切な申請方法を理解することで、快適で持続可能な住まいづくりを実現しましょう。

自治体による塗り替え助成金とその利用方法
外壁塗装の塗り替えで受けられる助成金や補助金は、各自治体によって内容が異なります。
ここでは、いくつかの地域の事例を紹介します。
1:東京都品川区の「住宅改善工事助成事業」
品川区では、遮熱性塗料を用いた外壁塗装などの「エコ住宅改修」を対象に、工事費用の10%(上限20万円)を助成しています。
マンションの管理組合が申請する場合は、上限が100万円に増額されます。
区内の施工業者への依頼など、応募条件が細かく設定されているため、事前の確認が必要です。
2:大阪府摂津市の「住宅リフォーム補助金」
摂津市では、「多世代同居・近居支援事業」の一環として、外装工事を含む幅広いリフォームに対し、工事費用の50%(上限25万円)を補助しています。
親子世帯との同居・近居のために転居してくる方が主な対象となっており、家族との絆を深めたい方にぴったりの制度です。
3:千葉県我孫子市の「住宅リフォーム補助金」
我孫子市では、外壁や屋根の塗装工事だけでなく、耐震・断熱改修やバリアフリー化など、住宅のリフォーム全般を対象に、工事費用の10%(上限20万円)を補助しています。
市内に個人住宅を所有し、工事後10年以上の定住意思がある方が対象です。
単身者・子育て世代の場合、上限額が30万円に引き上げられるのも魅力的です。
4:神奈川県海老名市の「魅力ある住宅づくり支援リフォーム助成金」
海老名市では、外壁塗装を含むリフォーム工事に対し、工事費用の50%(上限50万円)を助成しています。
市内の施工業者に依頼することが条件ですが、助成額の大きさは魅力的です。
建物の状態や予算に合わせて、最適なプランを検討してみましょう。
助成金申請の流れと受け取りまでの手続き
外壁塗装の助成金を受け取るまでには、いくつかの手続きが必要です。
ここでは、東京都品川区の事例を基に、申請の流れを解説します。
1:見積もりの依頼
助成金の申請には、3か月以内に作成された見積書の提出が求められます。
自治体によっては申請期間が設けられており、予算枠に達し次第締め切られるため、早めの見積もり依頼がおすすめです。
2:助成金の申請
必要書類を揃えて、助成金の申請を行います。
書類はホームページからダウンロードできることが多いです。
申請者本人以外が手続きを行う場合は、委任状の提出が必要になります。
3:審査結果の連絡
申請から2週間〜1ヶ月程度で、助成金の決定通知が届きます。
4:工事の開始
審査決定後、いよいよ工事がスタートします。
工事中の写真が必要とされる場合があるため、施工業者と相談しておきましょう。
5:実績報告書・請求書の提出
工事完了後、作業実績報告書や請求書を提出します。
住民票の写しや納税証明書、性能証明書、工事中の写真などが求められることがあります。
6:助成金の受け取り
書類の審査が終われば、2週間〜1ヶ月程度で指定口座に助成金が振り込まれます。
まとめ
外壁塗装の助成金・補助金は、自治体ごとに内容が異なります。
東京都品川区の「住宅改善工事助成事業」や大阪府摂津市の「住宅リフォーム補助金」など、地域に根ざした支援策が用意されています。
助成金を受け取るまでには、見積もりの依頼から実績報告書の提出まで、いくつかの手続きが必要ですが、手順を踏まえて着実に進めることが大切です。
大東市で塗装を検討している方は、ぜひご相談ください。