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外壁塗装、種類が多くて迷っていませんか。
家の顔とも言える外壁は、建物の寿命や美観に大きく影響します。
適切な塗装を選ぶことは、快適な暮らしを守る上で非常に重要です。

今回は、外壁塗装の中でも人気の高い吹き付け塗装に焦点を当て、その種類や選び方を解説します。
様々な選択肢の中から、ご自宅に最適な塗装を見つけるお手伝いができれば幸いです。

吹き付け塗装の種類

リシン吹き付け塗装の特徴

リシン吹き付け塗装は、セメント系やアクリル系の塗料に小さな石粒(骨材)を混ぜて吹き付ける方法です。
砂壁のようなザラザラとした独特の風合いが特徴で、素朴で温かみのある仕上がりになります。
比較的安価で、施工も容易なため、かつては多くの住宅で採用されていました。

アクリル系の塗料は耐久性に劣りますが、近年は耐候性や耐久性に優れた素材も開発され、より長持ちするようになりました。
耐用年数は、使用する塗料によって異なりますが、4~10年程度とされています。

スタッコ吹き付け塗装の特徴

スタッコ吹き付け塗装は、リシンよりも厚く塗料を吹き付けることで、より立体感のある仕上がりになります。
セメント系の塗料を使用することが多く、重厚感や高級感を演出したい場合に適しています。
押さえ仕上げなど、様々なデザインも可能です。
耐用年数は、リシンと同様に使用する塗料によって異なり、4~10年程度です。

タイル吹き付け塗装の特徴

タイル吹き付け塗装は、複数の層を塗り重ねることで、タイルのような美しい仕上がりを実現します。
上塗り剤の種類によって、ツルツルとした光沢のある仕上がりや、マットな仕上がりなど、様々な表情を作ることができます。
耐久性にも優れており、耐用年数は20年程度と長持ちするのも魅力です。
劣化しても上塗りすることで性能を回復できるため、長期的なコストパフォーマンスも期待できます。

その他吹き付け塗装の種類

上記以外にも、様々な吹き付け塗装の種類があります。
「打ちっぱなし」と呼ばれる、塗料を均一に吹き付けるだけのシンプルな仕上げもあります。
これは、無機質な雰囲気を好む方や、後から塗装で色を付けたい方におすすめです。
吹き付け塗装は、使用する塗料や吹き付け方法によって、様々な表情を演出できるのが魅力です。

最適な外壁塗装の選び方

ローラー塗装との比較

吹き付け塗装とローラー塗装は、仕上がりの風合いが大きく異なります。
吹き付け塗装は独特の凹凸感や立体感があり、多彩なデザインが可能です。
一方、ローラー塗装は比較的平滑な仕上がりになり、シンプルで落ち着いた雰囲気になります。

なお、施工スピードは吹き付け塗装の方が速く、広い面積の塗装に適しています。
しかし、吹き付け塗装は塗料の飛散に注意が必要で、騒音も大きくなります。
ローラー塗装は、吹き付け塗装に比べて騒音が少なく、近隣への配慮がしやすいです。

家の状況に合わせた選択

家の状況も、塗装方法の選択に影響します。
例えば、築年数が経っている家や、外壁にひび割れなどがある場合は、下地処理をしっかり行う必要があります。
吹き付け塗装は、下地処理が不十分だと仕上がりが悪くなる可能性があります。
一方、ローラー塗装は下地処理が比較的容易です。
また、家のデザインや周囲の環境も考慮する必要があります。

予算と性能のバランス

吹き付け塗装とローラー塗装では、費用も異なります。
吹き付け塗装は、使用する塗料やデザインによって費用が大きく変動します。
ローラー塗装は、吹き付け塗装に比べて比較的安価です。
予算と性能のバランスを考慮し、最適な塗装方法を選択しましょう。

まとめ

外壁吹き付け塗装には、リシン、スタッコ、タイルなど様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
最適な塗装を選ぶためには、ローラー塗装との比較、メリット・デメリットの検討、家の状況、そして予算と性能のバランスを考慮することが重要です。
様々な選択肢の中から、ご自宅に最適な塗装を見つけて、美しい住まいを実現しましょう。

当社では、業界最高レベルの工事品質基準に則った塗装工事を行います。
大東市周辺で外壁塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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