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外壁塗装でシーリングの上から塗装する際の注意点とは?わかりやすく解説
2025.06.26
コラム

外壁の塗り替えを検討されている方にとって、シーリングは気になるポイントではないでしょうか。
ひび割れや劣化が目立つシーリングの上から塗装しても大丈夫なのか、不安に感じている方も多いはずです。
実は、シーリングの状態によっては塗装できない場合もありますし、適切な施工をしないと、かえって建物の寿命を縮めてしまう可能性も。
そこでこの記事では、シーリングの上から塗装する際の注意点や、適切な施工方法について解説します。
外壁塗装においてシーリングの上から塗装は可能?
塗装可能なシーリングの種類
シーリングの種類によって、塗装が可能かどうかが変わってきます。
一般的に、ウレタン系やシリコン系のシーリングは塗装可能です。
これらのシーリングは柔軟性があり、塗装による伸縮への追従性が高いからです。
ただし、経年劣化によってひび割れや剥がれが生じている場合は、塗装前に補修が必要です。
塗装できないシーリングの種類
一方、変性シリコン系やフッ素系など、耐久性の高いシーリングは塗装が難しい場合があります。
これらのシーリングは、塗料との相性が悪く、塗装によって剥がれや劣化を引き起こす可能性があるためです。
また、すでに劣化が著しいシーリングは、塗装する前に撤去・再施工が不可欠です。
シーリング劣化の確認方法
シーリングの劣化を確認するには、目視検査が最も簡単です。
ひび割れ、剥がれ、変色、カビの発生などがあれば、劣化のサインです。
指で押してみて、硬くなっていたり、弾力がない場合は劣化が進んでいる可能性があります。
また、シーリング材自体がボロボロになっている場合も、交換が必要です。

シーリングの上から塗装する際の注意点
塗料の選び方
シーリングの上から塗装する際には、シーリング材との相性の良い塗料を選ぶことが重要です。
アクリル系やシリコン系、フッ素系の塗料が一般的ですが、それぞれのシーリングの種類や状態に最適な塗料を選ぶ必要があります。
専門会社に相談し、適切な塗料を選定してもらうことをお勧めします。
下地処理の重要性
シーリングの上から塗装する前に、下地処理が非常に重要です。
シーリングの汚れや埃を取り除き、必要に応じてプライマーを塗布することで、塗料の密着性を高め、剥がれを防ぎます。
下地処理を適切に行うことで、塗装の仕上がりと耐久性を向上させることができます。
施工方法と手順
シーリングの上から塗装する際には、専用のローラーや刷毛を使用し、薄く均一に塗布することが大切です。
一度に厚塗りすると、塗膜の乾燥不良やひび割れの原因となるため、複数回に分けて塗装する必要があります。
また、塗装後も十分に乾燥させる必要があります。
仕上がりと耐久性
適切な施工が行われれば、シーリングの上から塗装しても、十分な仕上がりと耐久性を期待できます。
しかし、シーリングの劣化が著しい場合は、塗装前に補修または交換を行う必要があります。
適切なメンテナンスを行うことで、外壁の美観と耐久性を長く保つことができます。
まとめ
シーリングの上から塗装するかどうかは、シーリングの種類や劣化状態によって判断する必要があります。
塗装可能なシーリングでも、下地処理や塗料選び、施工方法を間違えると、かえって建物の寿命を縮める可能性があります。
専門会社に相談し、適切な方法で施工することで、安心して長持ちする外壁を実現しましょう。
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