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自宅の外壁のメンテナンスに積極的に取り組むDIY愛好家の皆さん、サイディングの浮きや反りにお悩みではありませんか?これらの症状は、単なる見た目の問題だけではなく、雨漏りや家屋のさらなる損傷につながる可能性があります。

本記事では、サイディングの浮きや反りが発生する原因と、それを効果的に修正する方法をわかりやすく解説します。
早期発見と適切な対処で、大切なお住まいを守りましょう!

サイディング浮きと反りの警告信号

1:末期症状としての浮きと反り

サイディングの浮きや反りは、外壁の劣化が進行した末期症状の一つです。
見た目の美観を損なうだけでなく、雨水の侵入を招き、家屋の構造材を傷めてしまう可能性があります。
放置すれば、修繕費用がかさむだけでなく、居住空間の快適性や安全性も脅かされかねません。

2:早期発見のポイント

浮きや反りの初期症状を見逃さないことが大切です。
具体的には、以下のような兆候に注意しましょう。

・サイディングボードの端部が浮き上がっている
・指で押すとサイディングがたわむ or 元に戻らない
・ボードの継ぎ目やコーキング部分にひび割れや隙間がある
これらの症状を発見したら、早急に専門家に相談し、適切な対処法を検討することをおすすめします。

サイディングの浮きや反りの対策

1:軽度の場合 – ビス打ちによる補修

浮きや反りが軽度で、指で押せば元に戻る程度であれば、ビス打ちによる補修が有効です。
電動ドライバーを使ってサイディングボードを固定することで、浮きや反りを物理的に矯正します。
この方法の費用相場は1~2万円程度ですが、DIYでの実施はおすすめできません。
専門知識や経験が必要であり、誤った施工は問題を悪化させる恐れがあるためです。

2:重度の場合 – 部分張り替えが必要

浮きや反りが重度で、指で押しても元に戻らない場合は、部分的な張り替えが必要となります。
傷んだサイディングボードを剥がし、新しい外壁材に交換する作業で、1枚あたり5~10万円程度の費用がかかります。
高所での作業が必要な場合は、別途足場代も発生します。
築10年以上の住宅では、同じデザインの外壁材が入手困難な場合もあるため、違和感のない材料選びが重要です。

3:予防策としての防水塗装

サイディングの浮きや反りを予防するには、定期的な防水塗装が効果的です。
外壁の塗膜が劣化して防水性が失われると、サイディングが水分を吸収しやすくなり、浮きや反りの原因となります。
専門業者による定期的な塗装で、外壁の防水性を維持し、サイディングの長寿命化を図ることができます。

まとめ

サイディングの浮きや反りは、外壁の劣化が進行した状態を示す警告信号です。
放置すれば雨漏りや家屋のさらなる損傷につながるため、早期発見と適切な対処が肝心です。
軽度の場合はビス打ちによる補修、重度の場合は部分張り替えが必要となり、いずれも専門業者への依頼をおすすめします。
また、定期的な防水塗装により、浮きや反りの発生を予防することができます。
DIY愛好家の皆さんも、無理せず専門家の力を借りながら、大切なお住まいを守っていきましょう。
大東市で塗装を検討している方は、ぜひご相談ください。

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