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屋根塗装は大切なメンテナンス作業の一つであり、雨漏りを防ぎ、屋根の寿命を延ばすことは、その家の安全性や快適性を守る上で重要な意味を持ちます。
この記事では、屋根塗装における縁切りの重要性と、その正しい工法についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

屋根塗装で縁切りが必須な理由

縁切りとは、屋根塗装後に発生する可能性がある雨水の停滞を防ぐため、屋根材同士の接触部に適切な隙間を確保する作業です。
塗装によって屋根材同士が密着し、雨水が排水されずに屋根に滞留すると、雨漏りや屋根材の劣化を招きます。

1:塗装前の屋根状況

新築時のスレート屋根は、適度な隙間があり、雨水は自然と流れ落ちます。

しかし、塗装によりこれらの隙間が塗料で塞がれると、水の流れが阻害され、屋根に水が溜まるリスクが生じます。

2:縁切りの必要性

塗装後、縁切りを行うことで、屋根材同士の間に再び隙間を作り出し、水の流れを確保します。
これにより、雨水が適切に排水され、雨漏りや屋根材の腐食を防ぎます。

3:施工会社の選定

縁切りの重要性を理解し、適切に施工できる会社を選ぶことが重要です。
縁切りを怠る会社も存在するため、施工前にこの作業の実施を確認しましょう。

縁切りの選択肢!従来法とタスペーサー工法

縁切りには、主に従来法とタスペーサー工法の二つの方法があります。
それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在し、屋根の状況や予算に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。

1:従来の縁切り工法

従来法では、カッターを使用して、塗料が乾燥した後に屋根と屋根の間に隙間を作ります。
この方法は時間と労力がかかり、施工中に屋根を歩く必要があるため、屋根材を傷つけるリスクがあります。

2:タスペーサー工法のメリット

タスペーサー工法は、特殊なスペーサーを使用して隙間を作る方法で、施工が迅速かつ容易であり、屋根材を傷つけるリスクが低いです。
また、労力と時間の節約により、コストパフォーマンスが高いといった利点があります。

3:適切な工法の選択

屋根の種類や条件、予算などを考慮して、最も適切な縁切り工法を選択しましょう。
屋根のメンテナンスは、建物全体の耐久性に直結するため、慎重に会社と相談することが重要です。

まとめ

屋根塗装における縁切りは、雨漏りを防ぎ、屋根の寿命を延ばす上で欠かせない作業です。
従来法とタスペーサー工法の選択を含め、正しい方法で縁切りを行うことが、屋根メンテナンスの成功に繋がります。
適切な屋根メンテナンスを行うことで、安心して快適に過ごせる住まいを守りましょう。

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