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外壁塗装の下地処理とは?下地処理の重要性を解説します!
2025.07.18
コラム
改めて外壁を見てみるとひび割れを発見することがあります。
ひび割れを発見すると検討し始めるのが塗装工事です。
塗装工事をお考えの方が気になるのは、良い工事になるかどうかというところ。
良い塗装工事を行うには、下地処理が重要なポイントになります。
今回は外壁塗装の下地処理とは何か、下地処理の方法と流れについてご紹介します。
外壁塗装の下地処理とは?その重要性を解説!
下地処理とは上塗りの塗料の密着度を高めるために、塗装前に表面の汚れを落として、劣化部分を補修することです。
下地処理がしっかり行われていないと、塗料の性能を十分に発揮できません。
また、塗料の耐用年数よりも短い期間で劣化が起こる可能性があるのです。
以下では下地処理を行わないと起こる劣化症状をご紹介します。
1.ひび割れの再発
ひび割れの上から塗装すると塗料はひび割れに追随できません。
やがてひび割れが再発してしまうのです。
2.塗膜の剥離
塗装前にしっかりと汚れを除去できていなければ、塗料が下地に密着してくれません。
数年で剥離してしまうこともあります。
また、乾燥時間を守らずに塗装した場合も剥離することがあります。
3.塗膜の膨れ
下塗り材を塗装した後の乾燥時間が適切でなかった場合は、水分が気化し、膨れが発生します。
4.サビの発生
サビは金属の腐食です。
塗料の防水効果が失われ、水分が金属と触れ合い、酸化することによってサビが発生します。
下地処理の方法と流れについて
下地処理にはいくつかの方法があります。
以下ではそれぞれの方法について解説します。
1.高圧洗浄
最初に行われるのが高圧洗浄です。
極めて強い水圧で外壁や屋根の汚れを洗い流します。
2.ケレン作業
高圧洗浄の次に行うのがケレン作業です。
金属質のサビやカビ、古い塗膜などを手作業で除去します。
サビの再発を防ぐために、必須の作業となっているのです。
3.コーキング補修
多くの外壁に使用されているサイディングはパネルとパネルの間に適度な隙間をあけています。
この隙間を目地と呼び、目地のクッションと防水を兼ねているのがコーキングです。
コーキングが劣化すると、ひび割れや剥がれなどが発生する恐れがあります。
そのため、新たなコーキング材を補充したり、入れ替えたりして補修します。
まとめ
下地処理は塗装工事において欠かせない工程です。
下地処理が適切に行われているかどうかが、塗装工事を成功させるための鍵になると言えるでしょう。
当社では災害保険による工事も実施しております。
大東市周辺でご自宅の修繕を検討されている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。