雨樋が外れた!放置すると危険な3つの理由と修理費用の目安を紹介!

雨樋が外れた!放置すると危険な3つの理由と修理費用の目安を紹介!

雨樋が外れた!放置すると危険な3つの理由と修理費用の目安を紹介!

「あれ?雨樋が外れてる…。」
そんな風に、家の雨樋が外れていることに気づいた方もいるのではないでしょうか。
雨樋が外れてしまった時、放置するか修理するかで悩んでいる方もいると思います。
この記事では、外れた雨樋を放置することで発生するリスクと、修理費用について具体的に解説していきます。

雨樋が外れた!放置すると危険な3つの理由と修理費用の目安を紹介!

雨樋が外れたまま放置するとどうなる?

雨樋は、屋根から流れ落ちる雨水を排水するための重要な役割を担っています。
そのため、雨樋が外れたまま放置すると、様々な問題を引き起こす可能性があります。

1:雨漏りリスク

雨樋が外れていると、屋根から流れ落ちる雨水が、本来排水されるべき雨樋を通らずに、外壁や基礎に直接流れ落ちてしまいます。
外壁では、シーリングの劣化部分や外壁のヒビ割れ部分から雨水が浸入しやすくなります。
特に、軒の出がない家は、屋根と外壁のつなぎ目が風雨にさらされるため、雨漏りのリスクは高まります。

2:外壁や基礎の劣化

雨樋が外れていると、雨水が直接外壁を伝わってしまうことで、外壁の劣化を加速させてしまいます。
外壁材は、雨水によって吸水と乾燥を繰り返すことで、わずかながら伸縮します。
この繰り返しによって、外壁材本体やシーリングにヒビ割れが発生し、雨漏りや外壁の剥離につながる可能性があります。
また、雨樋がないことで、雨水が地面に直接落ち、水跳ねが発生します。
水跳ねによって、建物の土台や基礎が濡れてしまい、床下の湿気が増えることで、床下の木部が腐ったり、シロアリ被害が発生したりするリスクも高まります。

3:騒音

雨樋が外れていると、雨水が外壁や地面に直接落ちる際に、大きな音が発生することがあります。
この音は、建物の構造や周りの環境によって、隣家にも響き渡り、騒音として感じる可能性があります。
また、雨音は人によって感じ方が異なるため、自分では気にならない音でも、隣家にとっては気になる音になっているかもしれません。
そのまま放置すると、近隣トラブルに発展する可能性もあるため、早めの対応が必要です。

雨樋の修理費用はどれくらいかかる?

雨樋の修理費用は、破損状況や必要な作業によって大きく異なります。

1:継手の交換

雨樋のつなぎ目である継手が破損している場合は、継手を交換する必要があります。
継手の交換費用は、材質やメーカーによって異なりますが、一般的には5~10万円程度です。

2:金具の追加

雨樋を固定している金具が破損している場合は、金具を追加する必要があります。
金具の追加費用は、金具の種類や個数によって異なりますが、一般的には5~10万円程度です。

3:傾斜角度の調整

雨樋の傾斜角度が適切でない場合、雨水がスムーズに排水されず、雨漏りの原因となることがあります。
傾斜角度の調整には、金具の交換や雨樋の交換が必要になる場合があり、費用は10~15万円程度です。

4:雨樋の交換

雨樋が大きく破損している場合は、雨樋を交換する必要があります。
雨樋の交換費用は、雨樋の長さや材質、メーカーによって異なりますが、外壁の1面部分だけ交換する場合、15~20万円程度です。
これらの費用には、足場設置費用は含まれていません。

まとめ

この記事では、雨樋が外れたまま放置することで発生する3つのリスクと、修理費用について解説しました。
雨樋は、建物を雨から守る重要な役割を担っています。
外れた雨樋は、放置すると雨漏り、外壁や基礎の劣化、騒音など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
修理費用は、破損状況や必要な作業によって異なりますが、早めの対応をすることで、より大きな被害を防ぐことができます。
雨樋が外れていることに気づいたら、放置せずに、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

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