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屋根のリフォームをご検討中の方はいませんか?
老朽化した屋根は雨漏りや断熱性の低下といった問題を引き起こし、住まいの快適性や資産価値にも影響を与えます。
屋根リフォームには、既存の屋根材を剥がして新しく葺き替える「葺き替え工事」と、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」の2つの主要な方法があります。
どちらの方法が最適なのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、それぞれのメリットをわかりやすくご紹介します。

屋根葺き替え工事のメリット

費用と工事期間

葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、下地から新しく作り直すため、費用はカバー工法よりも高額になります。
工事期間も、屋根の規模にもよりますが、数週間から1ヶ月程度かかることが一般的です。
ただし、一度の工事で長期間の安心を得られることを考慮すると、必ずしもデメリットとは言えません。

耐久性と屋根材の種類

葺き替え工事では、最新の屋根材を使用できるため、耐久性が高い屋根を実現できます。
瓦、金属屋根、アスファルトシングルなど、さまざまな屋根材から、建物のデザインや予算、ライフスタイルに最適なものを選ぶことができます。
それぞれの屋根材の耐用年数は、瓦が60年以上、セメント瓦やモニエル瓦が30年、スレートが30年、アスファルトシングルが15~30年、ガルバリウム鋼板が25~30年、石付金属屋根が30年、樹脂繊維セメントが30年程度とされています。

家の価値向上効果

新しい屋根は建物の外観を美しくし、資産価値の向上にも繋がります。
特に、耐震性や耐久性に優れた屋根材を選べば、より高い効果が期待できます。

屋根カバー工法のメリット

費用と工事期間

カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるため、葺き替え工事よりも費用と工期を抑えられます。
工事期間は、屋根の規模にもよりますが、数日~2週間程度で完了する場合が多いです。

既存屋根の保護

既存の屋根材を保護することで、建物の劣化を防ぎます。
特に、下地が比較的良好な状態であれば、カバー工法は有効な選択肢となります。

アスベスト対策の注意点

アスベスト含有スレート屋根の場合、カバー工法はアスベストの飛散リスクを高める可能性があります。
そのため、専門会社に適切な対策を依頼することが非常に重要です。
アスベスト含有屋根材の撤去・処分費用は高騰しており、将来的な規制強化も予想されるため、早めの対応がおすすめです。

まとめ

屋根リフォームは、葺き替え工事とカバー工法のどちらを選ぶかで、費用や耐久性、工事期間が大きく異なります。
アスベスト含有スレート屋根の場合は、飛散リスクを考慮し、葺き替え工事が推奨されます。
長期的な視点で費用対効果を比較し、建物の状況や予算、将来的なメンテナンス費用なども考慮して最適な方法を選択することが重要です。
専門家のアドバイスを受けることで、安心してリフォームを進められるでしょう。

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