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外壁塗装のコーキングの種類と選び方|用途別おすすめ商品を紹介
2025.07.16
コラム

外壁塗装を検討している方は、コーキングの種類について悩んでいるのではないでしょうか。
コーキングは、外壁材の隙間を埋める重要な役割を担い、建物の耐久性や美観を大きく左右します。
適切なコーキングを選ぶことで、雨水の侵入を防ぎ、外壁の劣化を抑制できます。
そこで本記事では、外壁塗装のコーキングの種類や特徴、選び方のポイントを解説します。
さらに、用途別のおすすめ商品を紹介することで、最適なコーキングを見つけ出すお手伝いをします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

外壁塗装のコーキングの種類と特徴
外壁塗装のコーキングは、大きく分けると以下の5種類があります。
それぞれの特徴を理解した上で、用途や予算に合わせて適切なコーキングを選びましょう。
1: シリコーン系コーキング
シリコーン系コーキングは、耐候性、耐水性、耐熱性に優れ、さまざまな用途で使用されています。
キッチンや浴室周りなど、水回りでの使用に適しています。
しかし、シリコーン系コーキングは塗装できないため、外壁塗装後にコーキングを補修する場合には注意が必要です。
2: 変性シリコーン系コーキング
変性シリコーン系コーキングは、シリコーン系コーキングに比べて、塗装が可能という特徴があります。
そのため、外壁塗装に適しており、耐久性も高いことから、多くの住宅で使用されています。
3: アクリル系コーキング
アクリル系コーキングは、水性タイプで、扱いやすいのが特徴です。
内装用の目地材としてよく使用されますが、耐久性が低いという欠点があります。
そのため、外壁塗装にはあまり適していません。
4: ポリウレタン系コーキング
ポリウレタン系コーキングは、耐久性と弾性に優れ、コンクリートのひび割れ補修などにも使用されます。
塗装が可能ですが、紫外線に弱いため、屋外で使用する場合には塗装が必要です。
5: ポリサルファイド系コーキング
ポリサルファイド系コーキングは、耐油性、耐候性に優れ、橋梁やトンネルなどの構造物に使用されることが多いです。
耐久性が高いため、長期的な耐久性を求める外壁塗装にも適していますが、価格が高めです。
外壁塗装のコーキング選びのポイント
外壁塗装のコーキングを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
1: 外壁材の種類
外壁材の種類によって、適したコーキングの種類が異なります。
例えば、コンクリートの外壁には、ポリウレタン系コーキングや変性シリコーン系コーキングが適しています。
窯業系サイディングの外壁には、変性シリコーン系コーキングやシリコーン系コーキングが適しています。
2: 用途
コーキングの用途によっても、適した種類が異なります。
例えば、雨水の侵入を防ぐためには、耐水性が高いコーキングを選びましょう。
また、ひび割れ補修には、弾性に優れたコーキングを選びましょう。
3: 予算
コーキングの種類によって価格が異なります。
予算に合わせて、適切なコーキングを選びましょう。
4: DIYでの補修について
DIYでコーキングの補修を行う場合は、以下の点に注意しましょう。
・コーキング材の種類と使用方法を理解しましょう。
・コーキングガンなどの工具を準備しましょう。
・適切なコーキング材を選んで使用しましょう。
5: 専門家に相談すべきケース
以下の場合は、専門家に相談することをおすすめします。
・コーキングの劣化が著しい場合
・コーキングの補修範囲が広い場合
・コーキングの種類や使用方法がわからない場合
相談する際は、ぜひ当社までご連絡ください。
まとめ
外壁塗装のコーキングは、建物の耐久性や美観を大きく左右する重要な要素です。
この記事では、外壁塗装のコーキングの種類や特徴、選び方のポイントを解説しました。
用途や予算に合わせて適切なコーキングを選び、より長く安心して住み続けられる家を実現してくださいね。