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外壁クリア塗装失敗を防ぐ!後悔しないための選び方と注意点
2025.07.16
コラム

外壁のデザイン性を維持したい、家を長く綺麗に保ちたい、そんなこだわりを持ったマイホームオーナーさんにとって、外壁塗装は大きな決断ですよね。
特に最近は、外壁のデザインにこだわった家が増えており、「せっかくのデザインを塗りつぶしたくない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、外壁の美しさをそのまま活かせる「クリア塗装」です。
しかし、クリア塗装は「失敗するかも…」という不安や疑問もつきものです。
そこでこの記事では、クリア塗装のメリット・デメリット、注意点などを解説することで、安心してクリア塗装を選べるようにサポートします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

外壁クリア塗装とは?
クリア塗装とは、外壁の色や柄をそのまま活かせる無色透明な塗料を使った塗装のことです。
まるで外壁に透明なヴェールをかけるように、デザイン性を維持しながら、保護や艶出しなどの効果も期待できます。
1: 外壁のデザイン性を保てる
クリア塗装の最大の魅力は、外壁のデザイン性を損なわずに、保護できる点です。
近年、外壁のデザインは多様化しており、石材調、タイル調、木目調など、個性を表現するものが増えています。
クリア塗装なら、これらの美しいデザインをそのまま活かすことができるため、塗り替えによってせっかくのデザインが変わってしまうことを避けられます。
2: 外壁にツヤが出る
クリア塗装は、外壁にツヤを与える効果もあります。
ツヤの程度は、塗料の種類や施工方法によって調整できます。
ピカピカとした光沢感を出したい場合は、光沢のあるクリア塗料を選び、マットな仕上がりを求める場合は、マットタイプのクリア塗料を選びましょう。
3: 外壁を保護する
クリア塗装は、外壁を紫外線や雨風から守る保護効果も期待できます。
外壁は、常に紫外線や雨風にさらされているため、時間の経過とともに劣化していきます。
クリア塗装は、外壁表面に保護層を形成することで、これらの劣化を抑制し、美観を長く保つ効果があります。
4: チョーキングが発生しない
チョーキングとは、外壁の表面が白く粉っぽくなる現象です。
これは、外壁の塗料が紫外線によって劣化し、粉状に剥がれ落ちることで起こります。
クリア塗装は、チョーキングの原因となる紫外線から外壁を保護することで、チョーキングの発生を抑える効果があります。
外壁クリア塗装のメリット・デメリット
クリア塗装は、外壁のデザイン性を保ち、保護効果も期待できるなど、魅力的な選択肢ですが、デメリットも理解しておく必要があります。
1: クラックを塞げない
クリア塗装は、外壁のクラックを塞ぐことはできません。
クラックは、外壁のひび割れのことです。
クラックは、雨水の侵入や外壁の劣化を招くため、放置すると深刻な被害につながる可能性があります。
クリア塗装は、クラックを目立たなくすることはできますが、根本的な解決にはなりません。
2: 劣化が目立つ
クリア塗装は、外壁の劣化が目立ちやすいというデメリットがあります。
外壁の劣化は、塗料の退色やひび割れなど、様々な形で現れます。
クリア塗装は、外壁の素材の色や柄をそのまま活かすため、これらの劣化が目立ちやすくなってしまうのです。
3: シーリング部分への塗装はNG
クリア塗装は、シーリング部分には塗装できません。
シーリングとは、外壁の継ぎ目を埋めるためのゴム状の素材です。
シーリングは、外壁の防水性を保つ重要な役割を担っています。
クリア塗装は、シーリングの素材に影響を与えてしまうため、シーリング部分には塗装できません。
まとめ
クリア塗装は、外壁のデザイン性を維持しながら、保護や艶出しなどの効果も期待できる魅力的な塗装方法です。
しかし、クラックを塞げない、劣化が目立つ、シーリング部分への塗装はNGなど、デメリットも理解しておく必要があります。
クリア塗装を検討する際は、メリットとデメリットを比較検討し、自分の家に適した塗装方法かどうかを見極めることが大切です。